【重要】無痛分娩に使用する麻酔薬の不足について
2024.8.18 -[その他]
無痛分娩で最も一般的に使用される局所麻酔薬「アナペイン」が、現在世界的に不足しています。
製薬会社が、国内に製造工場を移転した際、設備に不具合が発生したためです。現在も製造中止状態で、再開の見通しは、立っておりません。
また代替薬品も、ドミノ倒しで軒並み不足状態となっており、アナペインの製造再開まで、この状況が続くことが予測されます。
当院といたしましても、可能な限り麻酔薬の確保を続けてまいりましたが、いずれ無痛分娩のご希望に応えられなくなる可能性があります。
現在、海外の調達ルートから代替薬をある程度確保できる見通しです。しかしながら、麻酔薬の入手に現在の数倍のコストがかかるため、やむなく無痛分娩の料金を改定することにいたしました。
無痛分娩を申し込まれる方々には、大変申し訳ございませんが、以下の点、何卒ご了承お願いいたします。
●2024年9月1日から:無痛分娩の料金を現状の2万円 →3万円に改定します。
(麻酔薬の流通が正常化した段階で、また料金を再検討します)
●麻酔薬が入手不能になった場合は、無痛分娩をお受けできなくなる可能性があります。